クオンタイズと

ベロシティ

これをミックスさせると 自然な演奏を演出できて躍動感が得られる!!
最強!!
って考えてやってみましたが・・・
自分の打ち込みに対しては、意味がなかった・・・
結果は真逆でした。
実は、問題はタイミングではなかった
打ち込みで一番重要だったのは
クオンタイズではありませんでした。
今は打ち込みで変化を感じたのは
「ベロシティ」
を触ったときです。
でも、その時のワタクシは、本気でこう思っていました。
ノリが悪い(ベロシティで躍動感は有るけど)
= タイミングが合いすぎてる
= クオンタイズの設定でズラせばイイのでは?
だから、揃っている打ち込みにクオンタイズをかけました。
(クオンタイズの強さの意味を間違えてました)
理屈としては正しいと思っていた
クオンタイズはタイミングを整える(ズラす事が可能と思っていた)機能。
強さ100% → 大きく変化
40% → 少しズレる
そんなイメージ。
ベロシティは強弱をつける機能。
この2つを組み合わせれば、
・リズムが整う
・自然な演奏になる
・躍動感が出る
理論上、間違っていないと思っていました。
だから実際に試しました。

打ち込んだ部分なのでグリッド(縦線)に揃ってます。

「強さ」を100%に設定しましたが、何も変化は無かったです。

40%にしても同じく変化無し。
でも、何も変わらなかった
結果は――
何も変わりませんでした。
本当に、全く。
理由は単純でした。
ワタクシの打ち込みは、最初からすべてグリッドに置いていたからです。
補正するズレが存在していなかったのです・・・
クオンタイズの本来の役割
クオンタイズは、
ズレているノートを
基準のグリッドに吸着(縦線に近づける)させる機能です。
例えば、
・生演奏を録音したときの微妙な前後ズレ
・早く入りすぎたキック
・少し遅れたスネア
こういった“時間の誤差”を補正するためのもの。
どれだけグリッドに近づけるか?の設定が「強さ」って事です。
100%に設定するとグリッドに密着。
50%に設定すると半分近づく。
みたいな感じです。
でも自分はマウスで打ち込んでいました。
最初から100%グリッド上。
つまり、
補正するズレが存在していなかった。
動かす余地がないので、変化も起きない。
当たり前の話でした。
ノリの原因を間違えていた
ここでやっと気づきました。
ノリが悪い原因は、タイミングではなかった。
全部同じ強さで打ち込んでいたこと。
これが一番の問題でした。
例えば4つ打ちでも、
キックは常に同じ強さ。
スネアも同じ強さ。
ハイハットも均一。
これではリズムに山ができません。
アクセントがないと、流れも生まれない。
平坦に聴こえて当然でした。
だったらスイングは?
クオンタイズの設定で出てくる
「スイング」
「ハネる」
感じになると書いてたので試しました。

赤矢印の部分です。

違いが分かりやすいようにと思い「100%」に設定しました。
すると「偶数グリッド」がズレました。
しかし・・・
偶数グリッドには音が有りません。
なので
当然の事ながら「ベロシティ」は効いてるけど
音の「ズレ」は全く変化なし。
では・・・
偶数グリッドに音を置いたらどうなる?
リズムは変わりましたが、コレジャナイ感・・・
結局はグリッドに100%合ってるので
「演奏感」
は機械的に聴こえてきます。
ベロシティが効いた理由
ベロシティを調整すると、
・1拍目が強くなる
・裏拍が少し弱くなる
・ハイハットに微妙な変化が出る
それだけでリズムに起伏が生まれました。
タイミングは1ミリも変わっていません。
でも印象は大きく変わった。
つまり、
ワタクシに足りなかったのは「時間の正確さ」ではなく
「強弱の設計」でした。
今だから言えること
正直に言います。
この記事のタイトルを変えるなら、
「打ち込みではベロシティが超最重要」
にしたいくらいです。
でも当時は気づいていなかった。
揃っているものを、さらに揃えようとしていた。
ノリの問題を、時間の問題だと思い込んでいた。
今回の失敗で分かったのは、
クオンタイズは“正確さ”を作る機能。
ベロシティは“表情”を作る機能。
役割が違うということでした。
救世主を発見
こんな素人が打ち込んだノートを
「生演奏」
が演出可能な機能を発見しました!!
それは・・・
「ヒューマナイズ」
次は、コレを試します。
ではでは・・・



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