MOTU M2の設定まわりを見ていると、
- ループバック
- ループバックMIX
みたいな似た名前が出てきます。
ここ、かなりややこしいです。
名前が似ているので
「同じ機能の言い方違いかな」
と思いやすいんですが、実際は少し役割が違います。
まず結論だけ先に書くと、こうです。
違いを一言でいうと
- ループバック = PCで鳴っている音を戻す
- ループバックMIX = PCで鳴っている音に、マイクや楽器の音も混ぜて戻す
この違いです。
MOTUのM Seriesユーザーガイドでも、
Loopback 1-2
はコンピューターから出力1-2へ送られた音を戻す入力
Loopback 1-2 Mix
はそこにインターフェイスのライブ入力を加えたものとして説明されてます。

ループバックとは?

MOTU M2でいうループバックは、
パソコンで再生している音を、もう一度パソコンの入力として使えるようにする機能です。
たとえば、
- YouTubeの音
- BGM
- DAWの伴奏
- ゲーム音
- 通話アプリの音
こういう
PCの中で鳴っている音
を、録音や配信側で受け取りやすくするのがループバックです。
ループバックのイメージ
- PC音だけを戻したい時に向いている
- BGMだけを録りたい時に使いやすい
- ソフトの音だけ取り込みたい時に便利
つまり、主役は PC音 です。
ループバックMIXとは?

ループバックMIXは、
PCで鳴っている音に、マイクや楽器の音も足してまとめて戻す機能です。
ループバックMIXのイメージ
- PC音とマイク音を一緒に配信したい
- BGMとしゃべり声をまとめたい
- 伴奏と歌を一緒に送りたい
- 最初から1つにまとめて扱いたい
こちらは
混ぜる前提
です。
ループバックとループバックMIXの違い
ここは表みたいに頭の中で分けるとラクです。
ループバック
- PC音だけを戻す
- シンプル
- 音を分けて考えやすい
- BGMや再生音だけ扱いたい時向き
ループバックMIX
- PC音+ライブ入力を戻す
- 配信向き
- 最初からまとめて送りやすい
- 声や楽器も一緒に扱いたい時向き
要するに、
MIXが付くと「混ぜる仕事」が追加される
と覚えると分かりやすい。
名前は似てるのに、地味に仕事内容が増えている。設定画面の罠ってこういうやつ。
MOTU M2でどっちを使えばいい?

迷ったら、こう考えるとかなり分かりやすいです。
ループバック向き
- PC音だけ録りたい
- BGMだけ取り込みたい
- まずは仕組みをシンプルに理解したい
- 音を別々に考えたい
ループバックMIX向き
- 声とBGMを一緒に配信したい
- ゲーム音とマイク音をまとめたい
- 弾き語り配信をしたい
- 通話や配信でPC音も一緒に届けたい
MOTU M2で使う時の注意点
ここはちょっと大事。
M Seriesガイドでは、Loopbackチャンネルやライブ入力をモニターすると大きなフィードバックが起きることがあるので、Loopbackトラックのモニタリングを無効にするよう注意されています。
つまり注意点はこんな感じ。
注意したいこと
- 音が二重に聞こえることがある
- マイク音とBGMのバランスが崩れることがある
- モニター設定しだいでハウリングっぽくなることがある
なので初心者は、
まずループバックの意味を理解して、必要ならループバックMIXへ進む
この順番の方が事故りにくいです。

まとめ
かんたんにまとめると
- ループバック = PC音を戻す
- ループバックMIX = PC音にマイクや楽器も混ぜて戻す
MOTU M2は、もともと ループバック対応の2-in / 2-outインターフェイス なので、録音だけでなく配信にも広げやすいのが強みです。
だから考え方としては、
- PC音だけ扱いたいならループバック
- 声や楽器もまとめて送りたいならループバックMIX
でOKです。
名前は似ているけど、違いは意外とシンプル。
「戻すだけ」
か、
「戻して混ぜるか」
か。
ではでは・・・



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